ツクル森２０２３ ーアート・クラフト、世界の音楽会ー

世界はふたたび、共鳴する

京都は古来「人と文化が出会う場所」でした。かつてシルクロードをはじめとしてユーラシア 大陸の東と西…世界各地をつなぐ幾つもの陸路海路があり、長い歴史の中に多様な人々 や技術・文化が互いに行き交い、出会いと融合を繰り返して来ました。 国境が再び開き、人々が行き交い始めた今、京都の伝統が息づく里山で、人と文化の「再 会」の祝祭が始まります。今年のツクル森のテーマは「世界はふたたび、共鳴する」。世界 各地で受け継がれてきた伝統文化・音楽や踊りはきっと歴史のどこかで「つながっていた」。 だからこそ惹かれ合い、再び出会い、共に一つの輪を「つくる」のかも知れません。 ツクル森は、暮らしの中の「つくる」を共有し、国境を越えた共鳴を呼び起こそうとする古くて 新しい祝祭です。